サイエンスデイ2024に出展しました

フォトニックラティスのブースの様子
お客さんは家族連れが多く、特に小さいお子さんを連れた方が多い印象でした。中には一人で来ている方も居て、熱心にブースを見ていました。

『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』とは

フォトニックラティスは2024年7月14日に東北大学 川内キャンパスで開催されたサイエンス・デイに参加しました。『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』は、「科学の”プロセス”を子どもから大人まで五感で感じられる日」をコンセプトに、「学都」として知られる「仙台・宮城」において、2007年度から毎年7月に開催している体験型・対話型の科学イベントで、フォトニックラティスとしては参加するのは今年で3回目となります。

サイエンス・デイ2024
https://www.science-day.com/

今年の展示内容

フォトニックラティスでは、ファンタジーな光の世界を冒険しよう!~最先端の光技術、のぞいてみませんか?~をテーマに偏光板と呼ばれる光の向きをそろえる材料を使った工作(ブラックウォール、セロハンテープアート)、レジンを使ったキャンディーバッグワークショップなどや、赤外カメラを使った温度計測、フォトニックラティスの主要技術であるフォトニック結晶の展示を行いました。他にも、VRレンズへの導入が期待されている導光板やメタレンズと呼ばれる超薄型レンズの展示も行いました。

今回の展示内容

①メタオプティクス
メタレンズと呼ばれている超薄型レンズの写真.スマートフォンカメラの薄型化や内視鏡に用いることが期待できます。

②レジン工作
キャンディーバッグの一例.去年も行っていたセロハンテープアートと融合し、それぞれ思い思いに作品を作り、持ち帰ってもらいました。

③偏光観察
透明材料の偏光観察の様子.偏光板と液晶ディスプレイを使うことによって透明材料の内部応力や樹脂の配向を可視化できます。カラフルでとてもきれいですよね。

④赤外カメラ
高性能赤外カメラで観察した様子。何の変哲もない袋を赤外カメラで撮影すると、透過して見え、中の手がはっきり写っています。高性能であるがゆえに、服も透けて見えてしまうこともあるため、扱いには注意が必要なハイテク装置です。

メタレンズの展示の様子
小さい展示物ですが、フォトニックラティスの企業努力の結晶です。

赤外カメラで撮影した社員
赤外カメラは、先述の物体の透過に加え、物体から出る赤外線の量を測ることで温度計測が可能です。上の写真は、温度が高い=赤外線の量が多い箇所ほど黒く映り、温度が低い=赤外線の量が少ない箇所ほど白く映っています。

偏光について説明する様子
透明材料の偏光観察の他にもブラックウォールなども展示し、自分で覗いたり触れたりしながら各人各様の楽しみ方をしていました。子供たちも非常に楽しんでいたように思います。

カテゴリ

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