トゥルーゼロオーダ波長板

トゥルーゼロオーダ波長板
真のゼロ次をもっと身近に
入射角依存性の小さい波長板です。

トゥルーゼロオーダの波長板です。

異方性を持つ多層膜により実現した厚さ数ミクロンの完全に0次の波長板です。
従来の水晶のゼロ次波長板では、厚さが数十ミクロンと取り扱いが困難でした。
フォトニック結晶波長板は0.5mmもしくは1mmの基板上に形成されている多層膜で構成されるため、取り扱いが容易です。

新時代の波長板をぜひご体感ください。

トゥルーゼロ次波長板

波長板は複屈折を持つ材料で作られ、その厚さで位相差(リタデーション)が決まります。

理想的には1/2波長、1/4波長の位相差の厚さが望ましいですが、通常の複屈折結晶では厚さ数十ミクロンになってしまい、取り扱いが困難です。
そこで(1/2+n)波長、(1/4+n/2)波長(n=1,2,3….)の位相差板を使います。

しかしその分入射角依存性が大きくなる、波長依存性が大きくなるなどデメリットも出ます。
そこで異なる方位の波長板を貼り合わせて相殺したり、といろいろ工夫がされています。

一方で、フォトニック結晶は異方性を持つ多層膜による波長板です。
(⇒ 自己クローニングのページへ)
コーティングの厚さで容易に位相差が制御できます。

フォトニック結晶の波長板は完全な0次波長板です(厚さ数ミクロン)。
水晶板のトゥルーゼロ次波長板と同等の優れた入射角依存性と波長依存性を有します。

高信頼性

基板には石英、多層膜には酸化シリコンと五酸化タンタルもしくは五酸化ニオブをもちいています。
400度以上の高熱でも変化がなく、高い信頼性を持っています。

領域分割

領域分割
可視波長用と同様に1枚の基板上の任意の領域に任意の方位の波長板を実現できます。
(⇒ 自己クローニング技術のページへ)
お客様のご要望に合わせた領域分割が可能です。
(⇒ カスタマイズのページへ)

取り扱いが容易

厚さ0.5mmもしくは1mmの石英板上に波長板が形成されています。
トゥルーゼロオーダでありながら、一般的な光学フィルタと同様の取り扱いが可能です。

表面が汚れても、綿棒などで拭くことで洗浄できます。


仕様

動作波長、位相差、有効領域、外形のカスタマイズお受けいたします。
仕様は予告なく変更されることがあります。ご留意ください。
トゥルーゼロオーダ波長板
中心波長405nm~1550nmより選択
透過率95%以上
位相差λ/4 もしくは λ/2 (±λ/40)
入射角垂直±10度
有効領域、外形サイズ---
欠陥仕様⌀300µm以上なきこと

FAQ

位相差の仕様は
標準でλ/2±λ/40です。
より高精度の仕様も対応可能です。
ARは
可能です。フォトニック結晶多層膜の基板側、空気側の部分にARの機能を持たせています。
対空気。対接着剤どちらも可能です。
裏面ARは
可能です。
表面を触っても大丈夫か。
綿棒などで優しく拭く程度であれば問題ありません。
通常の光学多層膜フィルタと同様の扱い方をしてください。
耐熱温度は
400°C以上です。
耐光性は
10mW/100ミクロン^2 以上です(参考値)
最小の領域サイズは
数ミクロン角も可能です。
洗浄方法は
有機溶剤による洗浄。超音波洗浄も可能です。硫酸+過酸化水素水の洗浄にも耐えられます。
入射角は
垂直から10度ずれた際の位相差の誤差は1%程度です。
厚さは
標準は0.5 mmもしくは1mmです。
大きさは
最大Φ30mmです。
外形は
矩形が標準です。
各領域の境界は
境界部分の有効に機能しない領域はほぼありません。