WE AT PHOTONIC LATTICE REBIRTH IN 2022
「光にこだわり、ローカルからグローバルへ」
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フォトニックラティスは
2022年生まれ変わりました。
わたしたちフォトニックラティスは2022年4月1日より親会社であるフォトロンの光学計測事業を合併し、「光」のもつ可能性を更に追求していくことで、皆様のお困りごとや、光情報化社会に貢献する企業へとステップアップしてまいります。
“最高の光学コンテンツを
最高の品質とともに”
オンリーワンの光学ソリューションで世界中の皆さまへ貢献できる様、誠実な精神とパッションをもって進んでまいりますので、引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます。
HISTORY
ヒストリー
「光にこだわる会社」としてのマインド形成および研究開発の軌跡を
フォトニック結晶の起源から20周年までを振り返りながらお伝えします。
フォトニック結晶の起源
「フォトニック結晶」という言葉は屈折率の周期構造体を意味しますが、その言葉が使われ始めたのは意外に新しく、1987年にアメリカの物理学者のE. Yablonovitchの論文がきっかけと言われています。当初は完全な光閉じ込めによる高密度光集積回路、高効率レーザなどが理論的に提案されましたが、どうやって作るか?が大きな課題であり、その簡便な実現方法が求められていました。また、この時期に始まった光情報化社会化の中で、この未知の可能性を含む技術は原石として輝きを放ち、技術者達を魅了していくことになっていきました。
1997
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東北大学電気通信研究所川上研究室にて当社のコア技術である「自己クローニング法によるフォトニック結晶作製技術」の発明
2002
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株式会社フォトニックラティス設立
東北大学NICHe内で活動準備開始、その後自社用拠点へ移転
2003
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フォトニック型偏光素子の製品開発・販売開始
フォトニック結晶は、偏光特性の局所的な特性を正確に制御することができ、従来の偏光素子とは異なり様々なアプリケーションに特化して素子を自在に設計・製造することが容易である。
ビームの偏光を分布を変換する素子や微細領域ごとに光に異なる位相差を与える分割波長板など、レーザ技術からバイオ観察や光通信までの広い応用範囲に向けて様々な偏光素子を商品化していくこととなる。
2006
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偏光カメラ PI-100 をリリース
世の中で数少ない「『偏光』が見えるカメラ」フォトニック結晶を使ったものとして世界初。
2007
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複屈折測定機 PA-100 をリリース
当時常識的であった点計測型装置に対し、数秒で数万点の計測値を一括取得できることが喜ばれ、樹脂成型品の残留応力の評価等、複屈折計測をの新たなアプリケーションを後押しした。膜厚計等の偏光計測を使った別の評価装置も模索しリリースした。
2008
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複屈折測定機 WPA-100 をリリース
PAシリーズの測定上限を大幅に向上させ、当時の常識を覆す製品で愛用され続けてきている。その後継機種や「高位相差オプション」の特化した機能を継続的に提供することで複屈折計測市場の様々なニーズを満たすのに努力してきた。
2009
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フォトロン社との共同開発開始
偏光高速度イメージセンサの開発に成功し、世界初の偏光高速度カメラを世に送りだした。
材料力学分野における応力解析や、音響分野における空間を伝播する音の可視化など、従来可視化できなかった現象を多く捉えた。
2010
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高速マッピング膜厚計/エリプソメータ ME-110 のリリース
ME-110とその後継機種群で偏光計測を半導体やディスプレイ市場へ展開し、 シリコンウェーハ上のレジスト膜や透明基板上の有機材料塗布膜の高解像度で素早い全面評価を提供。その後、ローダシステムとの組み合わせ等で市場へのさらなる浸透を成し遂げた。
2011
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東日本大震災にて被災
建屋全壊したものの、設備の大半は破壊から免れ、おかげ様で新拠点で活動を素早く再開することができた。
2011
初の売上高2億円達成
2012
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ISO9001認証取得
製造業としての基礎を固める
2013
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装置売上100台達成
2014
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米国にて光通信用素子の製造・販売開始
デジタルコーヒレント型通信向け素子や波長多重用WSS向け素子等、米国を中心展開しはじめた。その後販売先は東アジアへ拡大され、光通信を使った基幹システムの構築に貢献してきた。
2015
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光学フィルム業界においてKAMAKIRIが導入開始
フラットディスプレイ向け光学フィルムの検査性能向上ニーズを受け、
世界初の全幅全長検査器KAMAKIRIの本格導入が開始された。従来の官能検査を自動判定会する業界標準を目指した開発が本格化。
2017
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ISO 14001 証取得
自然環境へ配慮した上での社会貢献をさらに意識
装置売上300台達成
2019
売上高4億円達成
海外向け売上高が国内向けを初めて上回る
2020
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フォトニック結晶素子の売上が1億円を突破
米国や東アジアにおける光通信市場が順調に伸びる他、レーザ加工や半導体検査用素子等新たなアプリケーションを展開し始める。
装置売上400台達成
2021
フォトロングループに入る
さらなる協業をともに歩み始める。
欧米展開および新たなサービス開発を目指した活動を開始。
2021
IMAGICA GROUPの連結子会社へ
2022.4
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ロゴマークの一新 フォトロンから事業移管および統合
引き続き独自の光学技術および共創共生によって更なる価値創造を行い、ローカル(仙台)からグローバル(世界)にサービスをお届けしてまいります。
今回のフォトロンの光学計測事業統合により、光学素子の設計製造から保守販売まで一気通貫でのサービス体制を構築し、様々な顧客の「光」利用ニーズに柔軟かつ迅速に応えることが可能となります。また、フォトロンとの連携を高めることで、従来の国内およびアジアに加え、欧米へのサービス展開を新たに開始することが可能となります。
「最高の光学コンテンツを最高の品質とともに」
私たちは光にこだわる会社として、これからもオンリーワンの光学ソリュ―ションを、誠実な精神とパッション、そして共創共生によって実現し、世界中のお客様の期待を上回る付加価値と品質のサービスを提供する企業であり続けることをお約束します。
PHOTONIC LATTICE
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