特徴
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偏光画像を動画撮影できるカメラです。輝度差の小さい物体の輪郭認識や、レーザ光の偏光計測などに活躍します。PIは直線偏光度、主軸方位、WPIはストークスパラメータを観測します。
表面凹凸の観察
輝度差が小さく肉眼では違いが分かり難いものも、偏光画像によって微細な凹凸を観察することが可能です。
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輝度画像
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偏光画像
表面の凹凸が認識し易くなります。
新繊維素材の評価
反射光を利用してCFRP(炭素繊維強化樹脂)等の繊維配向方向を偏光主軸方向として可視化、評価が可能です。
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新繊維素材の評価
全偏光情報が取得可能なWPI
PIを始めとする従来型の偏光カメラでは完全な偏光情報の取得ができません。
WPIでは偏光度を表すDOP計測や、円偏光の右回り、左回りの区別ができます。
WPIは偏光の状態を示すストークスパラメータを取得できる画期的なカメラです。
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右上の青い画像が「右回りの円偏光」
右下の赤い画像が「左回りの円偏光」