経営理念
「 最高の光学コンテンツを最高の品質とともに 」
私たちの会社は顧客の期待とニーズに目を向け、それらを上回る最高の光学コンテンツを最高の品質とともに提供することよって顧客満足を創造することを喜びとし、社会インフラおよび最先端モノづくり分野の発展に貢献することを使命として活動いたします。
また、独創的な技術とノウハウの追求によって顧客に頼りにされる会社になることで、多様な人々、技術、そして地域と繋がって更に大きな価値を共に創造する。そのような「共創」「共生」の精神を大切にいたします。
代表メッセージ 「 独自の光学技術でローカルからグローバルへ 」
当社は2002年に東北大学発ベンチャー企業として創立し 、独自光学技術をもとにビジネス展開を行っているメーカーです。
コアコンピタンスである独自光学素子「フォトニック結晶」を光学計測・制御分野向けに設計・製造するとともに、光学技術にこだわった「偏光イメージング装置」、「偏光計測装置」、そして「赤外分光計測装置」などの応用製品を開発および販売しています。
これまでに国内外の大学および研究機関から製造ラインまで、様々なお客様に製品を導入し、 最先端の研究成果や生産効率向上への貢献を目標に取り組んでまいりました。誠実な精神のもと、今後も当社の強みである独自の光学技術 を活かし、そして「光」のもつ可能性をとことん追求することでお客様の潜在的なお困りごとや期待に応えてまいります。
また、多様な技術交流や地域交流を積極的に行い、自社だけでは成しえない新たな価値を創造するための「共創」「共生」を大切にしていきます。東北仙台の地から グローバル展開する企業として成長し続けられる様、社員一同日々努力してまいります。今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。
創業者メッセージ
様々な軸をもった微小な偏光子あるいは波長板のアレイを1枚の基板の上に自由なパタンでスパッタ技術によって積層できる,それが私たちのコア技術です。
その技術の持っている可能性を開拓、実証して廣く光産業に役立てるのが創業の志です。製品らしい初めての製品、事業は2D偏光計測機器の開発製造から始まりました。
現在はそれにとどまらず光通信(偏波多重)、半導体製造(DUV光による検査)の分野で、それぞれの分野を牽引する企業に新規機能の素子を納入し、主要機種の中核部品として搭載されるに至っています。
それぞれの分野で顧客の「こういう製品を作りたい」という願望とそれに応える素子の設計と製造の協同によって新製品を創造してゆく。
偏光計測、光通信、半導体製造の分野であるいはさらに新しい第四第五の分野で、”協創”によってお客様の力になること、力であり続けることを願っています。
NEW LOGO
当社のロゴマークとともに、そこに込めた思いをご紹介します。
新ロゴマーク
ロゴマーク解説
技術 テクノロジー
自己クローニング
フォトニック結晶技術
フォトニック結晶とは屈折率の異なる材料の周期構造体です。当社は独自に開発した自己クローニング法により、それまで難しかったフォトニック結晶の量産化を可能にしました。
凹凸のある多層膜がユニークな光学特性を持つ偏光子や波長板を創り出します。
事業
フォトニック結晶光学素子事業
フォトニック結晶を用いた特殊な光学素子を設計、製造、販売しています。特注品1個の試作から量産まで対応可能です。
光学計測機器事業
フォトニック結晶光学素子を偏光センサに応用した複屈折の面分布情報の測定装置や、極薄膜の膜厚や屈折率を測定する装置を製造/販売しています。
6つの製品群
フォトニック結晶光学素子
フォトニック結晶を用いた偏光子や波長板の超高集積フィルタです。紫外から赤外波長までの広範囲に対応する偏光素子を、用途に応じて自由形状の集積パターンを設計製造することができます。様々な光研究用途に加え、産業分野では光通信用の小型集積モジュール、レーザー加工機用ビームシェイパー、半導体用光学検査装置などへ適用されています。
複屈折計測装置
フォトニック結晶光学素子を偏光センサに応用した複屈折の面分布情報の測定装置です。従来の回転偏光板方式を1ショット面計測に進化させることで、飛躍的に計測速度を高めるとともに、従来難しかった複屈折の面分布の計測に成功しています。たとえばフィルムの全面検査、レンズ開発、樹脂成形品の歪み評価に導入されています。
膜厚・屈折率分布測定エリプソメータ
薄膜の膜厚や屈折率を測定する装置です。従来のマッピング形式に対してスキャン形式を実用かしたことで測定速度を飛躍的に向上し、対象とする膜の全面分布データ取得、微細領域の詳細解析を実現しています。半導体ウェハーやディスプレイパネルの膜厚分布測定に導入されています。
偏光ハイスピードカメラ
CRYSTAは透明材料の「内部応力」と「配向構造」を可視化できる世界最高速の偏光高速度カメラです。バイオ、ミリタリー、航空宇宙など様々な分野における研究開発部門に採用され、材料の衝撃破壊時の応力分布や、粘弾性試験時の配向分布など未知の現象解明に貢献しています。また、光学系を組み合わせることで偏光高速度干渉計のような更なる応用が可能です。
赤外線ハイスピードカメラ
世界最高クラスの高速・高感度性能を誇る赤外線ハイスピードカメラをもとにした“研究開発向け”の赤外計測システムです。高速温度測定、CO2ガスの可視化、溶接の温度解析など、従来可視化や計測が難しかった利用シーンへ新しいアプリケーションをご提案いたします。
偏光高速度デジタル干渉計
偏光ハイスピードカメラに独自の光学系およびソフトウエアを付加価値開発することで、従来静止したものが対象であった干渉計を、動的減少に用途を拡大しました。燃焼分野における熱流体の可視化や、音響分野における音の可視化に採用されています。